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新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展 関連イベント
回想のアール・デコ
2025-10-26
イベント情報
| 開催日時 | 講演会 2025年10月26日(日)14:00 – 16:00(開場 13:30) 講演会終了後、長者町氏のサイン会を実施します *サイン会のご参加には、長者町氏の著書『アフリカの女』のご持参またはご購入が必要です *当日は本イベント会場でも販売いたします(現金のみのお支払い) |
|---|---|
| 登壇者 | 小説家 長者町 岬(樋田豊次郎) |
| 会場 | 大阪中之島美術館 1階ホール |
| 定員 | 150名(先着順、事前申込不要) |
| 参加費 | 無料。 ただし本展の観覧券(半券可)が必要。 |
登壇者

小説家 長者町 岬(樋田豊次郎)
1950年、東京都生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科、同大学院で学んだ後、1979年より東京国立近代美術館工芸館に勤務。2016年、東京都庭園美術館館長に就任(2023年まで)。大学での教育にも携わり、秋田公立美術大学理事長及び学長、武蔵野美術大学客員教授、金沢美術工芸大学客員教授を務めた。
国内外の工芸の研究に携わる中で、「日本工芸が外来の東洋美術や西洋美術から受けた影響と、その影響に対する日本工芸の反応」を探求し、単なる歴史学ではなく「同時代人が美術に求めた意味の探求、すなわち哲学」としての工芸研究を志してきた。
1994年に企画した「素材の領分」展(東京国立近代美術館工芸館)で、倫雅美術奨励賞を受賞。他にも数多くの展覧会を手掛け、アール・デコ関連では「ルネ・ラリック」展(1992年、東京国立近代美術館)がある。『工芸の領分──工芸には生活感情が封印されている』『近代日本デザイン史』(ともに2006年)ほか著書多数。
「樋田豊次郎」あるいは「樋田豊郎」として長年研究の道を歩んできたが、「芸術創造を歴史として解明することに限界を感じ、芸術家の創造を自ら体験する欲望を抑えがたく」なったことから、2023年に小説家に転身し、「長者町岬」のペンネームで創作活動を始めた。これまでに手掛けた小説は、『アフリカの女──パリに生きた日本人による「装飾をめぐる対話」』(2024年)、『台湾航路──同化政策にあらがった陳澄波と藤島武二』(2025年)。現在、第3作目の『その壺に飾りはない──ある陶工のアナキズム』(2026年1月刊行予定)を執筆中である。





