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VISION

新しい美術館のめざす姿

2022年2月2日、大阪の中核であり、水都のシンボルである中之島にいよいよ新しい美術館が誕生しました。1990年に準備室が設置されてから30年もの年月が過ぎ、めざすべき美術館像は時代の流れの中で変わっていきました。では、21世紀に誕生する美術館は、今、そして未来の大阪、日本、世界において、どのような役割を担うべきなのでしょうか。
 
大阪中之島美術館は、2022年早春に開館するにあたり、下記のビジョンを掲げます。

1歴史をつなぎ、未来を創造する

美術館の基本を「いま」に結び、「これまでにない」をめざすこと

19世紀後半から現代までの美術とデザインを専門とし、収集・保存、調査・研究、展示・公開・普及という美術館の本格的機能を果たすと共に、既存の枠にとらわれない大阪の進取の精神にならい、新しい創造活動を発掘し、支えます。

2情報や知識、発見や感動の循環をうながす

美術館の扉を開くだけに留まらない。さらに先へ、進みひらいていくこと

誰でも気軽に立ち寄ることができる「パッサージュ(遊歩空間)」を中心に、魅力的な「場」として、知識や経験が交わる「機会」を生み出す美術館として、情報・人的資源の芽を育み、社会へと送り出し、その循環と活用を促進します。

3つながりを原動力とする

「足りないこと」を可能性としてとらえ、手をとり合う相手を探すこと

多様な第三者との連携によって機能や事業の発展を図る「協働する美術館」、市民と共に学び合う「共育する美術館」として、大阪・中之島をはじめ、さまざまなコミュニティの一員として社会と共に変化し続けます。

4大阪に貢献する

大阪の「これまで」を活かし、世界に「これから」を発信し、
中之島にて、ひと・こと・ものが、歩みを共にすること

大阪の歴史が培ってきた文化的土壌に根を下ろし地域文化を育み、中之島の芸術文化ゾーンの中心的かつ大阪の新しいシンボルとなる美術館として、大阪から全国へ、また世界に向けて、人々の心を動かす創造力を発信します。