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新しい美術館の運営におけるPFI事業の実施方針(案)の公表
2018年10月18日
大阪市は、2021年度(平成33年度)に開館予定の大阪中之島美術館の運営について、民間のノウハウを活用した効率的かつ効果的な施設運営を行うことを目的とし、PFI事業(コンセッション方式)の実施方針(案)を公表します。
大阪中之島美術館については、平成26年9月策定の「新美術館整備方針」において、民間の知恵を最大限活用しながら、顧客目線を重視し利用者サービスに優れたミュージアムというコンセプトを掲げるとともに、平成28年11月に策定した「大阪都市魅力創造戦略2020」において、大阪全体の都市魅力の発展・進化・発信のための重点取組に位置付けるなど、これまでにない新たな魅力を持った施設をめざしており、その運営については、PFI事業により実施する予定です。
実施方針とは、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)」に基づき特定事業や民間事業者を選定するにあたって、PFI事業の実施に関する方針として定めるものであり、今回はその案となります。
今後、本実施方針(案)に対して、民間事業者から幅広い意見が寄せられることを期待するとともに、それらを踏まえた形で、来年度より民間事業者の選定手続きを実施することを予定しています。
1 実施方針(案)の概要
(1)事業名称
大阪中之島美術館運営事業
(2)公共施設の管理者
地方独立行政法人大阪市博物館機構(平成31年4月設立予定)
(3)事業概要
本事業は、作品の収集、保存、研究、展示、教育普及、関連行事開催、大学・企業・地域等との連携、貸室、カフェ・レストラン等の運営など多岐にわたることから、コンセッション方式により、民間事業者が各業務を取りまとめ、効率的な美術館の維持管理・運営を行うものである。
(4)対象施設
【地名地番】大阪市北区中之島4丁目32番14
【敷地面積】12,870.54㎡
【延床面積】20,012.43㎡(実施設計時点)
(5)事業方式
PFI法における公共施設等運営事業(コンセッション方式)
サービス対価を伴う混合型
(6)事業期間
開館準備期間及び運営権設定日から15年経過後の年度末までの期間(最大15年間の延長が可能)
(7)事業範囲
作品の取得行為以外の美術館運営事業(*作品の所有権は地方独立行政法人が保有)
(8)選定方法
公募型プロポーザル方式
2 今後のスケジュール
- 実施方針(案)の公表 平成30年10月18日(木曜日)
- 関心表明書の提出 平成30年10月18日(木曜日)~平成30年10月31日(水曜日)
- 質問受付 平成30年11月2日(金曜日)~平成30年11月16日(金曜日)
- 質問に対する回答 平成30年12月7日(金曜日)
- 個別ヒアリング 平成31年1月(必要に応じて実施)
平成31年度は、実施方針の公表、特定事業の選定、事業者公募・選定、事業契約等の締結を予定
関心表明書の提出、質問受付等に関する詳細は、実施方針(案)をご確認ください。