インダストリアルデザイン・
アーカイブズ研究プロジェクト
Industrial Design Archives Project
オーラルヒストリー
「家電王国」大阪 新しい生活スタイルと空間の創造へ
インダストリアルデザイン・アーカイブズ研究プロジェクトでは、製品自体の情報収集にとどまらず、企業デザイナーなどのオーラルヒストリー(口述の歴史)の聴取に取り組んでいます。製品開発のプロセスや背景、開発者の意図や思い、その製品が世に出ることによって実現すると考えられた生活スタイルなどに光をあて、工業製品デザインの評価に新たな指標を加えることをめざしています。ひとつの製品を、それのみで完結している「モノ」ではなく、私たちの生活や社会に変化をもたらし、新しい「コト」を生む媒介としてとらえるとき、工業製品の文化的、歴史資料的価値にあらためて気づくのではないでしょうか。
デザイナーたちの証言
- 08原点のT字型
市川 邦治
- 07みんなのフローリング ―銘木の普及をめざして―
中嶋 力
- 06新たなビジネスのシステムへ ―工業化住宅のインテリア―
増地 秀夫
- 05分散と統合のデザインマネジメント
坂下 清
- 04すべてのものは変化のプロセスにある
内藤 政敏
- 03昭和のデザインを生きる
熊谷 和郎
- 02「コト」づくりのプロフェッショナル ―関係をデザインする―
巽 正和
- 01脇役を極める ―三角タップという項―
可知 江苑
デザインを支える人々
- 01売ることからつくること、そして伝えることへ
山口 己年男