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大阪中之島美術館 開館プレイベント

「みなさんの『ホームビデオ』を募集します!」 応募受付中(2021年3月31日締切)

2020-10-12 – 2021-03-31

概要

大阪中之島美術館の構想がたちあがった1983年から約40年。時を同じくして発展したものに、家庭用ビデオカメラがあります。「みなさんの『ホームビデオ』を募集します!」では、みなさまのさまざまな思いのつまったホームビデオを新進気鋭のアーティストたちが新たな息吹を吹きかけ、映像作品として再生します。40年という時の流れを共有し、新しい美術館の誕生に作品の素材として参加できるプロジェクトです。

イベント情報

会期2020年10月12日(月)– 2021年3月31日(水)*募集は終了しました
募集内容街や路地の風景、家族や子供たちの姿、運動会といった学校行事、遊園地や動物園での団らん、食事、旅行、お祭りなどの様子といった、日々の生活や遊びなどが収録されたビデオテープや映像データ
募集フォーマットビデオテープ(VHS、DVテープなど)、ディスク(DVDなど)、メディアストレージおよびデジタルビデオカメラ、携帯電話やスマートフォンで撮影された映像データなど
公開大阪中之島美術館にて、2022年早春を予定
参加作家(五十音順)荒木 悠(あらき・ゆう)
林 勇気(はやし・ゆうき)
柳瀬安里(やなせ・あんり)

参加作家

荒木 悠(あらき・ゆう)1985年、山形市生まれ。2007年ワシントン大学サム・フォックス視覚芸術学部美術学科彫刻専攻卒業、2010年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士課程修了。世界各地での滞在経験から、食文化や信仰など異文化間の差異に着目した映像作品を手がけている。これまでに横浜美術館(2016年)、ボルボ・スタジオ青山(2018年)、資生堂ギャラリー(2019年)などで個展を開催。

 

林 勇気(はやし・ゆうき)1976年、京都市生まれ。兵庫県在住。関西を拠点に活動する映像作家。身近な風景やものを写真で撮影し、切り取った断片をつなぎ合わせて再構成・映像化した作品を国内外の美術展や映画祭で発表。膨大な量の画像・写真を素材に、記憶の断片化、デジタル画像の共有と流通・消費について表現した映像作品で、私たちの日常生活のどこかとつながるような視覚経験をもたらす。これまでに京都市京セラ美術館、芦屋市立美術博物館、兵庫県立美術館、大阪府立江之子島文化芸術創造センターなどで展示。大阪国際空港や徳島県立近代美術館などに作品が収蔵されている。

柳瀬安里(やなせ・あんり)1993年、埼玉県生まれ。2016年京都造形芸術大学美術工芸学科現代美術・写真コース卒業。身の回りの出来事を出発点とし、それが何なのかを考えるため、知るためのひとつの方法として作品を制作している。近年の展示に、「ニューミューテーション#3 菊池和晃・黒川岳・柳瀬安里」(京都芸術センター、2020年)、「Oh!マツリ☆ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー」展(兵庫県立美術館、2019年)などがある。