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開創1150年記念 醍醐寺 国宝展 関連イベント
醍醐寺仲田順英執行✕落合陽ー氏 オブジェクト指向菩薩報告法要&トークセッション 「オブジェクト指向菩薩が拓く、滑らかな存在論の密教世界」
2024-07-28
大阪中之島美術館醍醐寺展の一環として、メディアアーティスト落合陽一氏と醍醐寺仲田順英執行が織りなす、伝統と革新の対話。本イベントは、真言密教の深遠な世界観がデジタルネイチャーと交差する機会です。
中心となるのは、落合氏が醍醐寺との協働で生み出した「オブジェクト指向菩薩」です。この革新的な作品は、AIが生成したプロンプトから始まり、2D・3Dデータ化を経て、カリモク家具のCNC技術と飛騨の木工職人の技によって実体化されました。さらに、醍醐寺による開眼法要を通じて魂が吹き込まれ、単なるデジタル彫刻を超えた存在となっています。
本トークでは、落合氏が構想する「デジタルネイチャー」の概念と、真言密教の世界観がいかに交錯するかを探ります。オブジェクト指向プログラミングの構造が、いかにして仏教の教義と共鳴するのか。また、「オブジェクト指向菩薩」が体現する、物質と非物質の世界を繋ぐ新たな調和のあり方について議論します。デジタルと実在、計算と実存の境界が溶解していく未来像を、仲田執行の深い洞察と共に探求します。
このイベントは、単なる学術的議論を超え、参加者の皆様を新たな存在論の地平へと誘います。伝統的な密教の智慧が、最新のデジタル世界の視座によっていかに再解釈され、現代に蘇るのかをご体感ください。
中心となるのは、落合氏が醍醐寺との協働で生み出した「オブジェクト指向菩薩」です。この革新的な作品は、AIが生成したプロンプトから始まり、2D・3Dデータ化を経て、カリモク家具のCNC技術と飛騨の木工職人の技によって実体化されました。さらに、醍醐寺による開眼法要を通じて魂が吹き込まれ、単なるデジタル彫刻を超えた存在となっています。
本トークでは、落合氏が構想する「デジタルネイチャー」の概念と、真言密教の世界観がいかに交錯するかを探ります。オブジェクト指向プログラミングの構造が、いかにして仏教の教義と共鳴するのか。また、「オブジェクト指向菩薩」が体現する、物質と非物質の世界を繋ぐ新たな調和のあり方について議論します。デジタルと実在、計算と実存の境界が溶解していく未来像を、仲田執行の深い洞察と共に探求します。
このイベントは、単なる学術的議論を超え、参加者の皆様を新たな存在論の地平へと誘います。伝統的な密教の智慧が、最新のデジタル世界の視座によっていかに再解釈され、現代に蘇るのかをご体感ください。
落合陽一さんからのメッセージ
イベント情報
開催日時 | 2024年7月28日(日) 14:00 – 15:30予定(開場 13:30) |
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登壇者 | 仲田順英(醍醐寺 執行)、落合陽一(メディアアーティスト) |
会場 | 大阪中之島美術館 1階ホール *トークセッションの後、2階多目的スペースへ移動し報告法要を行います。 |
定員 | 150名 |
参加費 | 無料 *本展覧会観覧券(利用後の半券可)が必要です。当日、ご提示願います。 *事前申込不要 |