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歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力

2024-12-21 – 2025-02-24

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チラシ

概要

江戸末期の浮世絵師、歌川国芳(1797 – 1861)は、それまでの浮世絵の歴史を塗りかえる斬新な作品の数々を世に生み出し、国内外で高い人気を誇ります。その奇抜なアイデアや、現代に通ずるデザインセンスとユーモアは、浮世絵という枠や時代を超えて多くの人々を魅了しています。

本展は国芳展の決定版として、武者絵や戯画をはじめとした幅広い画題の浮世絵版画や貴重な肉筆画など、約400点を展示する大規模な展覧会です。

展覧会情報

会期2024年12月21日(土)– 2025年2月24日(月・休)
前期:2024年12月21日(土) – 2025年1月19日(日) 後期:1月21日(火) – 2月24日(月・休)
休館日:月曜日、12/31、1/1、1/14
*1/13(月・祝)、2/24(月・休)は開館
開場時間10:00 – 17:00(入場は16:30まで)
会場大阪中之島美術館 4階展示室
主催大阪中之島美術館、読売新聞社
協賛岩谷産業、SMBC日興証券、きんでん、清水建設、大和ハウス工業、非破壊検査
協力ギャラリー紅屋
観覧料一般  1800円(前売・団体 1600円)
高大生 1500円(前売・団体 1300円)
小中生 500円(前売・団体 300円)
当館メンバーシップ会員の無料鑑賞/会員割引 対象

*ペアチケット(一般2枚セット券)2800円
*オリジナルトートバッグ付きチケット 3200円
 いずれも前売券販売期間中、ローソンチケット(Lコード:53060)でのみ販売 

*前売券販売期間:2024年10月22日(火)10:00 – 12月20日(金)23:59

*災害などにより臨時で休館となる場合があります。
*税込み価格。
*団体料金は20名以上。団体鑑賞をご希望される場合は事前に開館時間・料金・団体受付ページからお申込みください。
*学校団体の場合はご来場の4週間前までに学校団体見学のご案内からお申込みください。
*障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は当日料金の半額(要証明)。一般のご購入列とは別に対応させていただきます。ご来館当日、2階のチケットカウンターにてお申し出ください。(事前予約不要、当日券売場付近の係員にお気軽にお声がけください。ご案内させていただきます。)
*一般以外の料金でご利用される方は証明できるものを当日ご提示ください。
*本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。

【チケットの主な販売場所】
大阪中之島美術館チケットサイト展覧会公式オンラインチケット(etix)美術展ナビチケットアプリローソンチケット(Lコード:53060)セブンチケット(セブンコード:108-132)チケットぴあ(Pコード:687-068)イープラスアソビュー!、ローソン各店舗、セブンイレブン各店舗、ファミリーマート各店舗など
お問い合わせ大阪市総合コールセンター(なにわコール)
06-4301-7285
受付時間 8:00 – 21:00(年中無休)
先行チラシPDF

みどころ

1. イケメン、ダークヒーロー、巨漢に怪童
――「武者絵の国芳」による魅惑のヒーロー大集合!
3枚続きの大画面を活かしたダイナミックな構図、物語の決定的瞬間をつかむ描写力など、武者絵は国芳の手で大きく進化。その魅力は、現代の漫画やアニメにも通じます。出世作の「通俗水滸伝豪傑百八人之一個(壱人)」連作/シリーズから、最晩年の6枚続きの大作《四条縄手の戦い》(前期のみ)まで、国芳の代名詞である武者絵の数々が一堂に並びます。

2. お江戸を沸かせた“笑い”の力
――機知に富んだ戯画の数々に、幕府の禁令も何のその
笑いを誘い、時に風刺を潜ませた戯画も、国芳の得意なジャンルの一つ。猫、金魚、鳥、さらには道具や玩具をも擬人化させたり、絵に二重の意味を持たせたり、言葉遊びを織り込んだりと、手を替え品を替え、多くの戯画を描きました。天保13年(1842)に、役者や遊女を描くことが禁止された際にも、戯画による笑いと風刺で苦境を乗り切ります。

3. 猫を描いた新発見作品も!
――愛猫家ならではのアイデアと観察眼が光る、国芳の猫たち
国芳は大の猫好きで、絵を描く時にも懐中で子猫を可愛がったと言い伝えられるほどでした。国芳の猫たちは、戯画、役者絵、美人画などジャンルの枠を超えて登場し、人気役者に扮したり、遊郭の客になったりと、人間顔負けの活躍ぶりです。本展では、新発見作品の《流行猫の変化》(通期)も展示します。

出品作品

  • 《相馬の古内裏》弘化2 – 3年(1845 – 46)頃

  • 《日本駄右ェ門猫之古事》弘化4年(1847)

  • 《みかけハこハゐがとんだいゝ人だ》弘化4年(1847)頃

  • 《鏡面シリーズ 猫と遊ぶ娘》弘化2年(1845)頃

  • 《流行猫の変化》天保12 – 13年(1841 – 42)頃

  • 《忠臣蔵十一段目夜討之図》天保2 – 3年(1831 – 32)頃

  • 《坂田怪童丸》天保7年(1836)頃

  • 《きん魚づくし ぼんぼん》天保13年(1842)頃

  • 《遊女道中図》弘化・嘉永期(1844 – 54)(後期展示)

  • 《吉野山合戦》嘉永4年(1851)頃

*すべて個人蔵

関連イベント

講演会「国芳の個性とその魅力」

開催日時2025年1月11日(土)14:00 – 15:30(開場 13:30)
講師浅野秀剛(あべのハルカス美術館館長、大和文華館館長)
会場大阪中之島美術館 1階ホール
定員150名
参加費無料。先着順。ただし本展の観覧券(半券可)が必要。

講演会「北斎・広重と国芳の奇想」

開催日時2025年1月26日(日)14:00 – 15:30(開場 13:30)
講師安村敏信(静嘉堂文庫美術館館長)
会場大阪中之島美術館 1階ホール
定員150名
参加費無料。先着順。ただし本展の観覧券(半券可)が必要。

担当学芸員によるギャラリートーク

開催日時2025年1月15日(水)、2月5日(水)11:00 – 12:00
定員30名
参加費無料。ただし当日ご利用になられる観覧券が必要です。
申込後日公開予定のイベントページからお申込みください。

こども本の森 中之島×大阪中之島美術館 出張!ほんのもりピクニック(仮)

屋内ピクニックスペースで絵本を手に取って見ていただけます。こども本の森 中之島のスタッフによる読み聞かせも!

開催日時2025年2月1日(土)10:00 – 16:00
会場大阪中之島美術館 1階ワークショップルーム
対象どなたでも *読み聞かせは、こども向けの内容となります。
参加費無料・事前申込不要