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国際シンポジウム
「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー その多面的な魅力に迫る」
2026-08-09
概要
近年のスイスでの再評価の高まりを受けて、本年、日本初となる回顧展「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー」が開催中です(東京ステーションギャラリー:2026年4月18日 – 6月21日、大阪中之島美術館:7月4日 – 9月27日)。出品作品には初期から晩年までの絵画のほか、日本滞在時の水彩や旅の記録も含まれています。
展覧会の開催に合わせて企画された本シンポジウムでは、ヴァルザー芸術の魅力や日本との関わりについて、スイス在住の研究者による調査報告を含めて検証し、多彩に活躍したこのスイス人画家に関する知見を皆さまと共有して理解を深める場とします。
イベント情報
| 開催日時 | 2026年8月9日(日)13:00 – 16:30(開場 12:30) |
|---|---|
| 登壇者 | 奥田修(パウル・クレー・センター研究員修) レト・ゾルク(ローベルト・ヴァルザー・センター元館長) 柿沼万里江(パウル・クレー・センター研究員) 松田法子(京都府立大学大学院生命環境科学研究科准教授) 若林恵(東京学芸大学教授) 冨田章(東京ステーションギャラリー館長) 清原佐知子(大阪中之島美術館学芸員) *順不同 *日本語への通訳あり |
| 会場 | 大阪中之島美術館 1階ホール |
| 定員 | 150名(先着順、事前申込不要) |
| 参加費 | 無料。ただし本展の観覧券(利用後の半券可)が必要。 |
| 主催 | 大阪中之島美術館 |
| 協力 | 東京ステーションギャラリー、株式会社キュレイターズ |
| 助成 | 公益財団法人ポーラ美術振興財団 |
登壇者

奥田修(おくだ・おさむ)
大阪生まれ、スイス在住。神戸大学およびベルン大学美術史セミナーにて美術史を学ぶ。1996年から2004年まで、ベルン美術館内のパウル・クレー財団にて研究助手。2005年よりパウル・クレー・センターにて研究員。パウル・クレーおよびその周辺の芸術家に関する多数の著作がある。本展の企画および監修者。

レト・ゾルク(Reto Sorg)
2025年までローザンヌ大学教員(近代ドイツ文学)、2026年4月までベルンのローベルト・ヴァルザー・センターの初代所長を務める。文学におけるモダニズム、文学教育、現代文学、スイス文学などをテーマに研究。多くの著書を執筆し、なかでもローベルト・ヴァルザー研究に関する著作や共編著が多数ある。

柿沼万里江(かきぬま・まりえ)
チューリヒ大学美術史学科にスイス政府奨学金給費生として留学、同大学で博士号を取得。2016年よりパウル・クレー・センター研究員。スイス在住。パウル・クレーに関するドイツ語の著作多数。日本では近年の編著に『⽇々はひとつの響き ヴァルザー=クレー詩画集』(平凡社/2018年)がある。

松田法子(まつだ・のりこ)
京都府立大学准教授。専門は建築史・都市史。水と陸地の間の領域を対象とする「汀(みぎわ)の人文史」などをテーマに研究。宮津については、近代における天橋立の海水浴場化、新浜・万年町遊廓の歴史などを研究する中で、カール・ヴァルザーとベルンハルト・ケラーマンの宮津滞在を調査。共著に『東京水辺散歩』(技術評論社/2022年)など。

若林恵(わかばやし・めぐみ)
東京学芸大学教授。専門はドイツ語文学、とくにドイツ語圏スイスの作家、カール・ヴァルザーの弟であるローベルト・ヴァルザー研究。ローベルト・ヴァルザーに関する論文を多数発表し、訳書に『日々はひとつの響き ヴァルザー=クレー詩画集』(平凡社/2018年)、『ローベルト・ヴァルザー 絵画の前で––物語と詩』(鳥影社/2021年)などがある。

冨田章(とみた・あきら)
雪国新潟で産湯を使い、湯の国別府で温泉に浸かって育つ。慶應大学、成城大学大学院卒。横浜のそごう美術館、大阪のサントリーミュージアム[天保山]を経て、現在、東京ステーションギャラリー館長。専門はフランス、ベルギー、日本の近代美術。近著に『旅する印象派』(東京美術/2024年)など。本展の企画構成を担当。

清原佐知子(きよはら・さちこ)
大阪大学大学院文学研究科で美学とドイツ近代美術史を学ぶ。1995–1997年ベルリン自由大学美術史研究所に留学。1998年より現在の大阪中之島美術館の準備室に勤務。「絵画の冒険―今井俊満と戦後美術の歩み」「生誕100年記念 前田藤四郎」などの展覧会に携わる。近現代日本の版画、前衛芸術受容史などを専門とする。本展担当学芸員。





