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開館プレイベント
プレトーク「近現代とは何か? ―コレクション、地域、歴史から考える美術館」
2022-02-01 – 2022-09-01
概要
大阪中之島美術館は「近代と現代の美術とデザイン」を専門とする美術館として開館します。では、当館が展示・収集する作品の「近現代」という基準は、どのように誕生し、どのように美術館に関係してきたのでしょうか。現代という時代の転換期のなかで、近代・現代という時代区分を美術館のコレクションの対象とするとき、その言葉に示されるビジョンとは一体何か。開館記念シンポジウムに先駆け、当館と同じく近代から現代まで広くコレクションし、研究・紹介してきた海外の2つの美術館のキュレーターによる、美術館と地域の実践から「近現代」とは何かを考えるレクチャーを配信します。
レクチャー 1
「近代と現代のあいだ:欧米の外からの視点」
(原題:Between modern and contemporary: perspectives from outside Europe and North America)
講師
ルーベン・キーハン(Reuben Keehan) 氏
クイーンズランド州立美術館|現代美術館 アジア現代アート担当キュレーター
(Curator, Contemporary Asian Art, Queensland Art Gallery | Gallery of Modern Art)
レクチャー 2
「交錯する、ふぞろいな、複数の物語 —コレクションから考える東南アジア美術の『近代』と『現代』」
講師
堀川 理沙 氏
ナショナル・ギャラリー・シンガポール ディレクター(キュレトリアル&コレクションズ)
企画・制作:大阪中之島美術館
聞き手:田村かのこ(Art Translators Collective)、大下裕司(大阪中之島美術館学芸員)
コーディネーター:岡部理加
映像編集:加藤文崇