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Osaka Directory 9 Supported by RICHARD MILLE

KOURYOU

2025-01-25 – 2025-02-24

概要

大阪中之島美術館は関西・大阪21世紀協会とともに、「Osaka Directory 9 Supported by RICHARD MILLE KOURYOU」展を開催します。

KOURYOU(こうりょう)は、ウェブサイト、絵画、立体作品と様々な手段で作品を制作しています。 2019年から移動する海民をモチーフとしたアートプロジェクト「EBUNE(家船)」を開始し、土地に眠る伝承や物語をもとに、多くの表現者と各地で展示を重ねてきました。
このたび制作する作品は、大阪中之島美術館が近世の蔵屋敷跡地にあることが発端となっています。KOURYOUは、中之島に多くの物や人、情報が船で運ばれてきた歴史と、自分自身の「EBUNE」の活動を重ね合わせ、様々な文化の集積地であるこの地で見えてくるものに関するインスタレーション作品を発表します。

展覧会情報

会期2025年1月25日(土)– 2月24日(月・休)
*月曜日(2/24を除く)休館
開場時間10:00 – 17:00
会場大阪中之島美術館 2階 多目的スペース
主催大阪中之島美術館、公益財団法人 関西・大阪21世紀協会
Supported by
協賛
協力アトリエひこ、EARTH、大阪市立科学館、釜ヶ崎支援機構、サクラテック株式会社、FIGYA
観覧料無料
お問い合わせ大阪市総合コールセンター(なにわコール)
06-4301-7285
受付時間 8:00 – 21:00(年中無休)

参考作品

  • 《大阪港ヤソシマ会議》
    2024年

  • 《KNOT》
    2023年
    ユアサエボシ蔵

  • 《いわき伝説ノート・キツネ事件簿-TOPページ》
    2016年 –
    WEBサイト

KOURYOU(こうりょう)1983年生まれ、福岡県出身、東京都と大阪府を拠点。2008年、ハイパーリンクの迷宮をさまようウェブサイト《クリック スピリット》を開設。以降、サイト制作と行き来しながら制作する設計図のような絵画、立体作品を発表。代表作に、土地に眠る伝承と現実の地図を重ねあわせた《いわき伝説ノート-キツネ事件簿-》(2016年より継続中)がある。また、瀬戸内国際芸術祭2019(女木島)をきっかけに、2020年よりアートプロジェクト「EBUNE(家船)」を開始し、佐賀、福岡、小豆島、淡路島、大阪に漂着。多くの作家と共に地元コミュニティと協働し、土地のリサーチを元にした展示、儀式、イベントを開催。ウェブサイト上でも一つの物語を紡いでいる。 主な展示に、「VOCA展2019」(上野の森美術館、東京、2019年)、「愛知県美術館2020年度第4期コレクション展 新しい術」(愛知県美術館、愛知、2021年)、「KNOT」(天野画廊、大阪、2023年)、「プロトタイプ」(ワタリウム美術館オン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリー、東京、2023年)がある。また、「EBUNE×あぐり」として「南飛騨 Art Discovery」(岐阜県下呂市、2024年)に参加。

関連プログラム

アーティスト・トーク

登壇者KOURYOU
モデレーター中村史子(大阪中之島美術館主任学芸員)
開催日2025年1月25日(土) 11:00 – 12:00
会場大阪中之島美術館 2階 多目的スペース
定員30名程度
参加費無料*事前申込不要

Osaka Directory Supported by RICHARD MILLE について

「Osaka Directory Supported by RICHARD MILLE」は、大阪中之島美術館が関西・大阪21世紀協会と共同で主催する、関西ゆかりの若手作家を中心に個展形式で紹介する展覧会です。これからの時代を象徴する、新たな表現を生み出す作家を毎年紹介していきます。ディレクトリとは、IT用語でデータを整理し分類するためのフォルダ等を意味します。本シリーズを通して、将来活躍が期待される関西の若手アーティストの情報を美術館というディレクトリに格納、保管し、さらに、ここ大阪中之島美術館から彼らの活動を広く世に紹介し、世界に羽ばたくことを支援していきます。