終了しました
Osaka Directory 5 Supported by RICHARD MILLE
肥後 亮祐
2023-12-23 – 2024-01-21
概要
辞書が転載防止のために掲載した意味をなさない造語や、Google Map上にデータとして置かれているが現実には存在しない幻の島などをテーマに作品を制作してきた肥後は、社会や個人が無自覚にまたは意図的につくりだす「虚構」とその伝播などを考察してきました。
本展では、美術館や博物館で使用されている「温湿度計」に秘められたストーリーを紐解いて、新作のインスタレーション作品として展開します。
展覧会情報
会期 | 2023年12月23日(土) - 2024年1月21日(日) *月曜日(1/8を除く)、12/31、1/1休館(開館日は開場) |
---|---|
開場時間 | 10:00 – 17:00 |
会場 | 大阪中之島美術館 2階 多目的スペース |
主催 | 大阪中之島美術館、公益財団法人 関西・大阪21世紀協会 |
Supported by | |
協賛 | |
協力 | |
観覧料 | 無料 |
お問い合わせ | 大阪市総合コールセンター(なにわコール) 06-4301-7285 受付時間 8:00 – 21:00(年中無休) |
参考作品
-
《Sandy Island》
「クリテリオム 97 肥後亮祐」展示風景
(2020年、水戸芸術館現代美術ギャラリー)
撮影:仲田絵美 -
《Null Island》
「Kyoto Art for Tomorrow 2021 -京都府新鋭選抜展-」展示風景
(2021年、京都文化博物館)
肥後亮祐(ひご・りょうすけ)1995年、北海道生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程美術専攻構想設計領域在籍。主な展覧会に、「連続するプロジェクト/インスタレーションを所有する Art Collaboration Kyoto (ACK) Associated Programs」(BnA Alter Museum SCG、京都、2022年)、「Kyoto Art for Tomorrow 2021 ―京都府新鋭選抜展―」(京都文化博物館、京都、2021年)、個展「クリテリオム 97 肥後亮祐」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、茨城、2020年)、個展「bird carving」(KUNST ARZT、京都、2020年)、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019 KG+」(GALLERY Ann、京都、2019年)、「写真新世紀展 2018」(東京都写真美術館、東京、2018年)などがある。
関連プログラム
アーティスト・トーク
登壇者 | 肥後亮祐 |
---|---|
モデレーター | 大下裕司(大阪中之島美術館学芸員) |
開催日 | 2023年12月23日(土) 11:00 – 12:00 |
会場 | 大阪中之島美術館 2階 多目的スペース |
定員 | 30名程度 |
参加費 | 無料*事前申込不要 |
Osaka Directory Supported by RICHARD MILLE について
「Osaka Directory Supported by RICHARD MILLE」は、大阪中之島美術館が関西・大阪21世紀協会と共同で主催する、関西ゆかりの若手作家を中心に個展形式で紹介する展覧会です。これからの時代を象徴する、新たな表現を生み出す作家を毎年紹介していきます。ディレクトリとは、IT用語でデータを整理し分類するためのフォルダ等を意味します。本シリーズを通して、将来活躍が期待される関西の若手アーティストの情報を美術館というディレクトリに格納、保管し、さらに、ここ大阪中之島美術館から彼らの活動を広く世に紹介し、世界に羽ばたくことを支援していきます。