日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!
2025-06-21 – 2025-08-31
概要
本展では、あらためてその鉱脈を掘り起こし、美しい宝石として今後の日本美術史に定着していくことを目標としています。観客のみなさんが、ご自分の眼で「未来の国宝」を探していただきたいと思います。
展覧会情報
会期 | 2025年6月21日(土)– 8月31日(日) 休館日:月曜日、7月22日(火) *7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館 |
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開場時間 | 10:00 – 17:00(入場は16:30まで) ※一部日程において開館延長を実施します。 開館延長日時:2025年7月18日から8月30日までの金曜日、土曜日、祝前日の17:00-19:00 (7/18、19、20、25、26、8/1、2、8、9、10、15、16、22、23、29、30) |
会場 | 大阪中之島美術館 4階展示室 |
主催 | 大阪中之島美術館、日本経済新聞社、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿 |
協賛 | 岩谷産業、大阪商工信用金庫、大林組、ダイキン工業、三井不動産、桃谷順天館 |
監修 | 山下裕二(明治学院大学教授) |
企画協力 | 浅野研究所 |
観覧料 | 一般 1800円(前売・団体 1600円) 高大生 1500円(前売・団体 1300円) 小中生 500円(前売・団体 300円) 当館メンバーシップ会員の無料鑑賞/会員割引 対象 *税込み価格。 *前売券販売期間:2025年4月21日(月)10:00 – 6月20日(金)23:59 *団体料金は20名以上。団体鑑賞をご希望される場合は事前に開館時間・料金・団体受付ページからお申込みください。 *学校団体の場合はご来場の4週間前までに学校団体見学のご案内からお申込みください。 *障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は当日料金の半額(要証明)。一般のご購入列とは別に対応させていただきます。ご来館当日、2階のチケットカウンターにてお申し出ください。(事前予約不要、当日券売場付近の係員にお気軽にお声がけください。ご案内させていただきます。) *一般以外の料金でご利用される方は証明できるものを当日ご提示ください。 *本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。 *災害などにより臨時で休館となる場合があります。 【チケットの主な販売場所】 大阪中之島美術館チケットサイト、展覧会公式オンラインチケット(e-tix)、各種プレイガイド。 |
お問い合わせ | 大阪市総合コールセンター(なにわコール) 06-4301-7285 受付時間 8:00 – 21:00(年中無休) |
出品作品
伊藤若冲《竹鶏図屏風》
寛政2(1790)年以前
二曲一隻円山応挙《梅鯉図屏風》
天明7(1787)年
二曲一隻伝岩佐又兵衛《妖怪退治図屏風》
江戸時代(17世紀)
八曲一隻福島県指定文化財 雪村周継《瀟湘八景図帖》より《山市晴嵐》
室町時代(16世紀)
画帖8面のうち1面
福島県立博物館重要文化財 式部輝忠《巖樹遊猿図屏風》
室町時代(16世紀)
六曲一双
京都国立博物館
*展示期間:7月29日から8月31日まで《築島物語絵巻》(部分)
室町時代(16世紀)
巻子(二巻)
日本民藝館
*場面替えあり港区有形文化財 狩野一信《五百羅漢図 第22幅 六道・地獄》
嘉永7年(1854)– 文久3年(1863)
一幅
大本山増上寺牧島如鳩《魚籃観音像》
昭和27(1952)年
足利市民文化財団重要文化財 日本遺産《人体文様付有孔鍔付土器》
鋳物師屋遺跡出土
縄文時代中期中葉
南アルプス市教育委員会・ふるさと文化伝承館
特別出品
伊藤若冲《釈迦十六羅漢図屏風》
デジタル推定復元
2024年
八曲一隻
TOPPAN株式会社
戦災によって焼失したと思われ、現在では小さな白黒図版のみが残る屏風。最新のデジタル技術と学術的知見の融合で復元されました。
関連イベント
講演会 「日本美術の鉱脈を掘り起こす」
開催日時 | 2025年6月21日(土)14:00 – 15:30(開場 13:30) |
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登壇者 | 山下 裕二(本展監修、明治学院大学教授) |
会場 | 大阪中之島美術館 1階ホール |
定員 | 200名(先着順、事前申込不要) |
参加費 | 無料。ただし本展の観覧券(半券可)が必要。 |
音声ガイド
本展のナビゲーターは俳優・井浦新さん。
井浦 新(俳優)
日本美術にも造詣が深い俳優の井浦新さんが、「知られざる鉱脈」といえる本展出品作やその作者の魅力をわかりやすく解説します。ボーナストラックとして本展監修・日本美術応援団団長でもある山下裕二氏と、団員3号の井浦さんのスペシャル対談も。美術ファン必聴です。
貸出料金:お一人様1台 650円(税込)